【読書】農で起業する!【要約】


著者:杉山経昌 1938年~
製造業技術者→外資系製造業営業→専業農家

プロローグ
農機具にお金をかけず、すべてのデータや時間の数字を基に営農計画を立てる。
自分の働いた時給もコストに組み入れて、労働効率を上げて労働生産性を上げる。
相見積もりを取ってすべての資材をなるべく安く購入する。
観光農園に成功してうれしかった。

第1章
土や施肥に関する言説は十人十色で非科学的だ。
各種計測器でデータを取りそれに応じて適切な作業を行うべきだ。

第2章
新規就農者は有機無農薬的な言葉に夢を持ちすぎている。
まともに専業農家で生計を立てていくのであれば必要な範囲で慣行農法を行っていかなければならない。

第3章
19世紀的なものの考え方
朝から晩まで身を粉にして働く
圃場は隅々まで活用する
面積当たりの収量を最大にする
作ったものはお上に差し出す
十年一日のごとく働く
ものずくリ100%だけに集中

20世紀的なものの考え方
ゆとりをもって脳を活用
作業機の効率を優先する
時間当たりの生産性を最大にする
市場(マーケット)と直接かかわる
今日の私は昨日の私と違う
経営のベストミックス(経営管理40%、マーケティング40%、ものづくり20%)

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